ラリホー!タカぴょん21です。
先日ご紹介した、NHKBSプレミアムの番組「美と若さの新常識 美を創るミネラル!マグネシウムの実力」を自分も見ました。なかなか興味深い内容で、単なる美容やダイエットではなく、痔の天敵である「便秘」や「血行不良」の改善にも非常に役立つ中身でしたので、概要をお伝えしたいと思います。私の好きな若槻千夏も出てましたし...まあそれはいいか。司会はフットボールアワーのお二人でした。
皆さん、マグネシウムときくと何を思い浮かべますか?番組のゲストや一般の方々は、「理科の実験」とか「金属」とか答えてましたが。私が連想するのはF1で使われるマグネシウムホイールですね。そう、金属、元素名ですね。ちょっと美容に関心が高い方になると、「サプリ」を連想するようです。精製すると、無味無臭の白い粉でしたが...
実はマグネシウムは、人間の体にとってとっても重要な栄養素の1つなんです。解説者である先生が言ってましたが、あらゆる細胞を活性化させる、必須の栄養素(ミネラル)だそうです。「アンチエイジングミネラル」とも言われるマグネシウムの効用・活用法を番組の構成にそって説明します。
<ダイエットにいい!ウェストも引き締まる!美肌キープには欠かせない!『美を創る究極のミネラル=マグネシウム!』>
蛇足ですが、マグネシウムには漢字もあるそうで...
「鎂」
これです。金ヘンに美しいと書く...見たことないけどなー。街角ヒアリングでは、「サプリ」「しつけ」なんて読んでましたよ。なるほど。でもこれ、ホントに名は体を表すというか、まさしく「美」に効果の高い「金属」と言えます。マメ知識としてどうぞ。
『衝撃!!マグネシウムでウェストが!?』
血液中のマグネシウム濃度の基準値は1.9~2.5だそうです。(単位はややこしいので省略です。)番組で出てきた5名の女性モニター、いずれもぽっちゃり系でした。
彼女たちのマグネシウム量の値は、5名中4名が1.9以下でした。結構低めです。これはまずいのか?
その4名が実験突入、1日のうち1食についてマグネシウムを多く含んだ食事メニューで3週間すごしました。その他、特段運動や食事のセーブ等はなしです。普通に食べてます。だいたい20代後半から40才前後の方たちです。
その結果、ウェストサイズがこうなりました!
before after 増減
Aさん 71.0㎝ → 68.0㎝ マイナス3.0㎝
Bさん 74.0㎝ → 70.0㎝ マイナス4.0㎝
Cさん 64.0㎝ → 62.0㎝ マイナス2.0㎝
Dさん 63.5㎝ → 63.0㎝ マイナス0.5㎝
なんと、素晴らしい成果です。私も人間ドックで今まで何度もメタボ判定されて、個別指導までされてましたが、ウェストを絞るのはホントに難しいです。特に年をとってくると。それを思うとすごい成果です!
血液中の濃度もみてみると、Aさんから順に、
1.9→2.1
1.9→2.2
1.9→2.1
1.6→2.1
と、やはり軒並み増えています。
これぞ美を創る究極のミネラル=マグネシウム効果です!!
実際、見た目にもわかるくらい、おなかがへっこんで、魅力的というかエロっぽくなった方も見えました。いいですねー。
ウェストが細くなるだけでなく、男性にとってもメタボ体型改善、糖尿病の予防にもつながるそうですから、女性だけの関心事ではありませんえ。(なぜか京都弁)
マグネシウム不足の症状や不足する原因として、下記の項目があげられていました。
①疲れやすい
②日常的に偏頭痛がある
③足がつりやすい
④便秘が続く
⑤よくストレスを感じる
⑥うつの傾向がある
⑦お酒をよく飲む
⑧インスタント食品をよく食べる
どーですか皆さん?
私は、③と⑤と⑦かなぁ。
正直昨年から体重を2㎏減らそうと、朝食を減らしたり歩く習慣を取り入れたりしているのですが、さっぱり効果が出てこないのは、マグネシウムが足らないからなのか?と思ってしまいます。
ストレスがあると、小便に混じってマグネシウムの排出が促進されたり、お酒を飲みすぎるとアルコールの分解にマグネシウムが多用されるので、濃度が減ってしまうそうです。実際、ゲストで来ていたRIKACOさんは、前日飲みすぎて二日酔いだったそうですが、なんとゲストと司会者計5人のなかで一番マグネシウム濃度が低かったです。
『マグネシウムはぽっこりおなかの救世主!!』
上記のウェストが細くなる話と似てますが、趣が異なります。
マグネシウムには中性脂肪を減らす働きがあります。ブドウ糖を取り込みエネルギー化するわけですが、マグネシウムが不足するとブドウ糖のまま余ってしまうことになります。マグネシウムには中性脂肪を分解する働きもあるということです。
また、マグネシウムは便秘を改善する驚きのパワーも持っています。腸の中に入ると水分を引き寄せ、その水分が便を軟らかくしては排便しやすくするそうです。これがいいですね!
この2つの効果でおなかをスリムにし、便秘の改善、更には腸の炎症を回復し、赤ら顔やニキビの改善、また代謝が良くなって皮膚の状態まで改善してくれるというのです。恐るべし!Mgパワー!
国は1日のマグネシウム必要摂取量として、男性370mg、女性290mgを推奨しています。ところが日本人が実際に摂れているのは、男性240mg、女性210mgとそれぞれ100mg程度不足している状況だそうです。これはいかんですね。
では私たちはどうやってこの無敵のミネラル、マグネシウムを取り込んだらいいのでしょうか?しかもできれば効率よく摂取したい!!
上記のモニターを務めた女性たちは下記の食材を使ったメニューを食べていました。すなわちこれらにマグネシウムが多く含まれているわけですね。
<食材100gあたりに含まれているマグネシウム(mg)>
・ほうれんそう 69
・カットわかめ 410
・豆腐 130
・みそ 32
・玄米 65
・バナナ 32
・豆乳 25
・きな粉 260
・全粒粉パスタ 140
・あさり 100
こんな感じです。他に、納豆・ひじき・しいたけ・緑色の野菜・昆布・ゴマ・魚(アジやイワシなど)・海苔・牡蛎などが推奨されていました。ありがたいことに割と簡単に摂れそうな食材ですね。先生がおっしゃるには、現代社会では食生活が欧米化し、こういった食材を食べなくなってきていることや、インスタント食品の隆盛によってマグネシウム摂取が不足気味になっているという理由でした。確かにそうかも...
サプリや飲料でもっと手軽に摂取すれば、という意見もありましたが、やはり栄養は食べ物から他の栄養素といっしょに取り込むことで、より効果を発揮するとのことでした。番組内では、豆腐とゴマをミキサーにかけてペースト状のつけだれにして蕎麦を食べるなど、魅力的な新メニューも紹介してました。おいしそうでした。
ちょっと長くなってきましたので、続きは続編としてまたお届けします。
タカぴょん21でした。
ではまたラリホー!