ラリホー!たかぴょん21です。
3回目の痔の手術も終わり、単身赴任の期間も終わりました。約4年振りに地元に戻ってきました。正直言ってお尻の状態はとても良好で、たまに少し出血なんかがあるときは座薬を使っていましたが、
(ひょっとしたらもう手術する事は、一生ないのかな…)
などと安心しておりました。
しかし、一昨年また出血したんですが、いつもと違って少し血の量が多いような気がしました。でも座薬で何とかなるだろうと、市販薬での対応を続けていましたが、今回は結構痛みも強くなりこれまでと様子が違っていました。
(ちょっとまずいかな?)
と思ったので、10年ぶり以上となるT外科を訪ねました。
本当に久しぶりに行ったので、まだやってるかなと思っていたんですが、なんと病院内に歯科や産婦人科も併設して、ますます繁盛を極めていました。みたところ、やはり多くの患者さんは肛門科目当てだったように思います。相変わらず女性が多く見られました。
診察を受けた時にも、ちょっと驚きました。やはり先生もだいぶお年をめされ、口数も少ない老人ドクターになっていました。なんか死神博士みたいなムードです。(古いですね、仮面ライダーの敵キャラですけど…)
診察結果はなんと、
「手術したほうがいいね😊どうしますか❓」
というものでした。
病院でもらった座薬を使えば、何とか収まるだろうと思っていた私は、手術のつもりは全くなかったので大変驚いてしまいました。
「まじすか…」
診察後、看護婦さんから話があり、
「この病院は手術を優先する病院になっているので、早めにやったほうがいいですよ💛」
というアドバイスをもらいました。ここで覚悟が決まりました。それを後押ししたのは、
“今回の手術は日帰りで終わる。”
ということでした。これも大変な驚きです!
10年ほど前には1週間の入院だったものが、今回は日帰り!またまた医療が進歩しています。術後の痛みもあまりないだろう、という事でした。会社を休むのも、手術当日と翌日のみということで、会社にも許可をもらいました。
いろいろ話を聞いていると、大きく進歩した1つに麻酔の進歩があると言うことでした。下半身麻酔は数時間で覚めるんですが、前回まではその間、頭を動かさず安静にしているように義務付けられていました。麻酔が効いている最中に、頭を動かしたりすると、その後の頭痛の症状が強く残る可能性があるということから、そのように指導されていました。しかし今回はそのようなこともなく、トイレに行くんであればすぐに行って良い、と言う話でした。それにも大変驚きました。
これまでの次の手術を振り返ってみると、35年ほど前の第1回目が40日の入院 、30年前の2回目が2週間の入院、16年前の3回目の手術が1週間の入院、そして今回は日帰り。実際のところは、日帰りと言っても安静にするため、病室に入りますので、入院1日ということになります。1日入院でも、入院費用と手術費用は私の入っている生命保険の適用内で済ますことができ、これもありがたいことでした。
こうやって比べてみると、医療の進歩や、あるいはウォシュレットや薬の進歩で、私たち“痔ぬし”も、以前に比べると随分生きていきやすい世の中になったもんだ、と1人感慨にふけります。
これを読んでいただいている皆さんは、おそらく痔を患っていらっしゃるんでしょうが、まだ手術を受けていない方、あるいは受けようかどうか迷ってらっしゃる方は、私としてはぜひ手術を受けることをお勧めします。
お尻の悩みは、経験者でないとわからないところがたくさんあります。けれどもその悩みの大半から解放されます。これもやってみないことには、わからない感覚だと思います。
全部でなく大半と言ったのは、やはり手術の傷口があるために、そこに刺激があったりすると、傷の痛みを少し感じる事はあるからです。私の場合、特に運動をして汗をかいたりすると、その傷口が痛いなぁ、と思うことがよくあります。シミるような感じです。
それでも、痔そのものの痛みや、なにかと不便な状況から比べれば雲泥の差です。いまどきなら全国どこにでも良いお医者さんはあると思いますので、迷っていらっしゃる方はこれを機会に、ぜひ思い切って手術を受けて、健康なお尻生活を味わってもらえたらと思います。
短いですが今回はこの辺で。
ラリホー!たかぴょん21でした。